「就活をしたくない」
「もっと自由に、自分の好きなことがしたい!」
⇅
「でも就活しないとヤバイのでは?」
「周りもみんな就活してるし…」
こんな葛藤にさいなまれていませんか。
↑大学3年生だったわたしがまさにこれ。
それでも、わたしは大学3年生のときに新卒を捨てて「アルバイト×ブログ」という道を選びました。

あのときはかなり不安でした…
大学を卒業して1年、なんとかwebライターとブログ運営で生計を立て、夢だったフリーランサーになることができました◎
もちろんまだまだ課題は山積みですが、過去のわたしのように「就活をしたくない…」という思いを抱えている大学生に向けて、就活しない道を歩んだわたしの体験をこの記事に残します!
目次
わたしが「就活をしない道」を選ぶまでの話
日本の就活システムに違和感を抱きはじめた大学3年の冬から、新卒を捨てる決心をした日までの記録です。
大学3年生の冬:将来について考えはじめる
私が就活を視野にいれはじめたのは大学3年の冬でした。
これといってやりたいことはないし、ましては「将来の夢」なんて考えたくもない他人ごと。
義務教育を終え高校そして大学と敷かれたレールの上をちょろちょろ歩んできたわたしは、「大学に行けば夢が見つかるんだろうな」と信じていました。
でもそんな期待とは裏腹に、大学3年生になったわたしには「将来の夢がない」という現実がめちゃくちゃストレスでしたね。

大学3年生になったところでやっぱり将来の夢なんて分かんないし、いきなり「就活モード」になれる人の方がすごいのでは?
「正社員になれ!」と言われる
就職活動について何も知らなかったわたしは、とりあえず大学のキャリアセンターへ足を運んでみることに。
「就職ってまず何から始めるべき?」
「就職したくないって場合は?」
悩める子羊のように、カウンセラーにこんな初歩的な質問をしました。
するとカウンセラーさん、こんな話をしてきます。
「正社員になりなさい」
「正社員のメリットは…」
「新卒で正社員にならないともったいないわよ!」
「正社員になることが人生で一番大切なんですか?」って聞けばよかったかな…なんて家に帰ってから後悔したのを覚えています。
何よりも悲しかったのは、人それぞれ好きなことや幸せの感じ方は違うのに、私の話には耳を傾けず「正社員」という一択を投げつけられたことでした。
就職活動に違和感を覚え始める
キャリアセンターで個人相談をした日から、わたしは就活に対して違和感を覚えはじめました。
- なんで皆が「就活」という道を選ぶべきとされているの?
- 正社員になることが人生で最大の目的なの?
- 自分が好きな道を歩んではいけないの?
たくさんの思いが頭を駆けめぐり、「自分は就活に向いてない」と感じるようになりました。
でも就活しない道なんてあるの?
「就活したくない」と思いはじめたものの、周りの友だちはみんな就活を始めている状況にすごく焦りました。
「実際、就活をするしかないのでは?」
「就活をしたくないなんてただの甘え?」
友だちがスーツ姿で登校するようになり、話題も就活準備のことばかり。
就活をしていないのは自分だけという状況に、不安、焦り、そしてストレスを感じていました。

就活しない!と決断するのは簡単じゃなかった
就活をしないことで、「アイツは人生を舐めている」だとか「就活から逃げたいだけなんじゃないの?」と思われるのではないかと心配をしていました。
大切な人から大切なことを教わる
進路の悩みを抱えていたわたしを救ったのは、わたしのまわりの大切なふたりでした。
①大学の先輩
わたしがひそかに憧れていた大学の先輩(帰国子女)に勇気を出して進路の相談をしてみたところ、こんなすてきな返事をもらいました。

You don’t have to do what everyone else is doing. Follow your heart and search for what YOU really wanna do and not what others expect from you. I know I did:)
「周りのみんながやっていることをやらなくてもいい。自分の気持ちを大切に、まわりがあなたに求めていることじゃなくて自分が本当にやりたいことを探してほしい。私は自分がそうしたって分かる」と伝えてくれました。
大企業からの内定をもらっていたのに、自分の好きな道を選んだ先輩の「わたしは自分が好きな道を選んだって分かるよ」という言葉はわたしの胸にかなり刺さりましたね。

わたしも「自分の好きな道を選んだ」って言えるようになりたい!って強く思いました。
②彼氏
そしてわたしが就活をしないと心の底から決断できたのは、間違いなく彼のおかげです。
彼は就職したくない…と悩むわたしの背中を全力でおしてくれました。
海外では「大学を卒業してから30歳くらいまでいろいろ試して失敗して…と、誰にだってさまよう期間がある」と教えてくれ、新卒で就職にこだわる必要はないなとわたしは思い始めました。
日本では、新卒で就職するが当たり前だとしても、日本の外を見ればそれがすべてではないと気づけたことで心がだいぶラクになりましたね。
自分の好きなことをしようと決断
就活をしないことに不安を覚えながらも、彼が「自分の好きなことをしてみたら?」と背中をおしてくれたのもあり、わたしはこのブログを開設しました。
自分の「好き」や実体験を文章で発信することにどっぷりハマり、いつしか文章を書いて生計を立てることが夢となっていました。

わたしが求めていた働き方だ!!ってはじめて思えました
もちろん最初からブログ運営だけで生計を立てることは不可能なので、大学時代にやっていた映画館でのアルバイトを大学卒業後も続けながら夢を追いかけてくことに。
「俗にいうフリーターの立ち位置になるけど、夢があるからドリーマーだよね!?」そんな話を、気が合う友だちとしていました(笑)
就活しないの?と周りから驚かれる
大学4年生の春、周りは就活真っ只中…そんな時期に私服で学校に行ったり、バイトに入りまくっていたわたしは周囲から「え、就活してないの?」の質問の嵐。
「就活しないことにした」と伝えるたびに「え、やば〜!」という反応でした。
中でもいちばん驚いたのはこれ↓
大学4年だけど就活をしてない私はよく「結婚するの?」と周りから言われる😳
就活をしない=結婚という発想がやばいし、それって結婚すれば仕事就かなくていいって思ってるってことだよね?こわい…
— ちさき❁ Culture Talk Blog ❁ (@culturetalkblog) 2018年6月26日
バイト仲間の間では「あの人結婚する説」さえたてられていたようです(笑)
でも「夢」を語ると応援してもらえる
「就活しないなんてヤバイ」と白い目を向けられ続けたわたしでしたが、自分の夢を公言するようになってからはまわりの反応が大きく変わりました。
「フリーランスでブログをやっていこうと思っている」と伝えると、意外と反応が良くてわたし自身も驚きました。

え〜すごい!私もそういうのやってみたかったんだよね。頑張って!
夢は言ったもん勝ちですね 。
就活したくない…と思っている人へ
就活したくない…と考えていた過去のわたしに、今のわたしが教えてあげたいことをご紹介します。
こんな道もあるんだ…と参考にしてもらえたら嬉しいです。
海外ワーホリに行くと視野が広がる
就活をしないでワーホリに行くという選択肢もあります。
わたしは大学卒業して2ヶ月後、ワーホリビザでオーストラリアに渡航。
海外で1年間生活できるというワクワクを感じたときは、「これって就活しなかったからこそ味わえるものだよな…」という気持ちでした。
海外で生活してみたい人や、学生時代に留学ができなくて後悔している人は、ぜひワーホリという選択肢も考えてみてくださいね。
\おすすめ留学サービス!/
・留学/ワーホリどちらにも対応!
・ワーホリの準備方法が分からない方に◎
人生は一度限り!後悔のない選択を
「フリーで働きたい」という夢とともに新卒を捨てたわたしの実体験をつづりました。
正社員とフリーランスではそれぞれ違うメリット・デメリットがあるので、こっちの方がいい!と言える話ではありません。
だからこそ「自分が好きな働き方を選ぶこと」が大切です。