オーストラリアで現在発生している山火事の最新情報を、シドニーにいる私からお届けしたいと思いこの記事を書いています。

オーストラリアの山火事が大変って聞くけど、シドニーは大丈夫ですか?
そんな問い合わせをたくさんいただき、心配してくださってありがたいという気持ちと同時に「ちゃんと現状を報告しなきゃ…」という気持ちになりました。
シティー内の様子
2019年の11月頃に発生した山火事が現在まで続き、今も鎮火しきれていません。
あの有名なオペラハウスやハーバーブリッジのあるシドニーのシティー(CBD)内は、森林から離れているので火災の被害に巻き込まれる可能性は低いです。(※2020年1月現在)
避難をしたり、迫り来る火災に怯たりすることは今の所なく、安全です。
と言っても、山火事の煙にシティー全体が包まれたり、外に出ると煙の匂いが凄かったり、煙で目がしみたり、喉が痛くなったり…という影響は大いにある状況…。
最高気温37度の今日はまた空が煙っぽい😱ガスマスクして街中を歩く人もいます😱
— ちさき👩🏻💻国際恋愛ブロガー (@culturetalkblog) December 18, 2019
「山火事の煙は健康被害がある」というニュース記事をよく目にするので、「確かに危険だよな…」と思いますが特に私は何も対策できていません。外に全く出ないという訳にもいかず…(涙)
Will Sydney’s bushfire smoke pollution have long-term health effects? https://t.co/KXpUPtWO7v pic.twitter.com/BQXW2MmnVB
— New Scientist (@newscientist) January 6, 2020
写真で見るシティー内の様子
山火事が発生してからのここ3ヶ月で私が撮影した写真を載せました。
直接的な火災な写真とはまた違う被害の様子が伝わると思います。
煙がすごすぎて視界がこんなに悪かった日や、
▲12月10日 Townhall駅の近くで撮影
山火事から流れ込む大量の煙で太陽がこんなに見えた日もありました。
▲12月5日 Wynyard駅の近くで撮影
「青空ってどんなだっけ…?」
黄色く煙たい空の日が何日も続きました。
▲12月15日 ダーリングハーバーの近くで撮影
※フィルターなしでこの黄色さです。
この空を見ている時の感想として、すごく違和感を感じます。
この日はすごく煙たい訳ではなかったんですが、見えるもの全てに汚い黄色のフィルターがかかったようでした。
もはやデフォルトになったこのグレー空…
▲12月19日 オペラハウスを撮影
最近のシドニーの空はいつもこんな感じのグレー空です。
ちなみに山火事が発生する前のシドニーの青空を、ここで比較画像として見てみましょう。
▲9月22日(山火事発生前)オペラハウスを撮影

こんな綺麗な青空が広がってたこと忘れてた…涙
ここ3ヶ月くらい澄んだ青空を見ていないので、過去のシドニーで撮影した写真を見返して本当にショックを受けました。
それだけ深刻な山火事が発生していると改めて実感して悲しくなってきます。
シドニーを訪れる人へ
近い将来にシドニーを訪れるにあたって、シティー近郊であれば直接的な火災の被害に巻き込まれる可能性は極めて低いので「絶対にシドニーへの旅行はキャンセルした方がいい」というほど壊滅的に危険という訳ではありません。
実際に今現在も、シドニー観光を楽しむ観光客の姿をたくさん目にしています。
ただ、シドニーに長く住む人々が「今までこんなことなかった…」と口を揃えて語るほど、今年のオーストラリアの山火事の被害は深刻なのは紛れもない事実。
近い将来にオーストラリアを訪れるという人は、現地情報を随時確認するようにするのがベストです。
こちらの記事ではシドニーのシティー内の様子のみ詳しくお届けしました。
オーストラリアの山火事の詳しい被害につきましては、こちらのブログにて詳しく書かれておりますので確認しておきたいという方は是非お願いします。>>【現地より】シドニーの山火事の現在と旅行・観光に及ぼす影響【2020年最新】