ワーキングホリデーで仕事探すなら避けて通れないのが英文履歴書(レジュメ)の作成。

オーストラリアに来て「レジュメ作らなきゃ!」ってなった私は以下の点で苦労しました。
- 大学を卒業したばかりで経験が少ない
- 自分のスキルを把握できてない
- 英語でレジュメを書いたことがない
そんな私でしたが、なんとか自力で納得のいく英文履歴書を完成させました。
\私のレジュメの仕上がりはこちら!/
「英語で履歴書なんて書ける気がしない」っていう人も大丈夫!この記事で英語でのレジュメの書き方をいちから伝授していきます。

この記事を読めば誰でも英語でレジュメが作れます!
目次
日本の履歴書と大きく違うところ2つ
まず最初に知っておきたいのが日本の履歴書と英文履歴書で異なる2つのポイント。
①顔写真は貼らないのが一般的
日本の履歴書では当たり前のように顔写真のスペースがありますが、英文履歴書では顔写真は添付しないのがスタンダードです。

つまり正解は無いので、個人の自由です。自分で責任の取れる範囲内で好きなようにするのが良いと思います。
②手書きはNG
日本では「文字は人柄を表す」なんて言われ、手書きでの履歴書作成が主流ですが、海外(少なくともオーストラリアでは確実に…)ではパソコン作成が絶対です。

海外で手書きの履歴書はとてもアンプロフェッショナル。パソコン知識がないの?、パソコンで履歴書を作るのがめんどくさかったの?と悪い印象を与えると思う。
海外出身の彼は手書きの履歴書についてこう言っていましたので、参考までに…。
英文レジュメに記載する事項たった8つでOK
「英語の履歴書って何を書けば良いの?」とどこから書き始めて良いのかわからない状態に陥る人が多いですが、英語のレジュメに書くことは実はたった8つだけで大丈夫です。
① 名前
② 自己紹介文(サマリー)
③ 個人情報(メールアドレス・電話番号・住所)
④ 職歴・経験
⑤ 学歴(最終学歴のみ)
⑥ スキル
⑦ビザ情報
⑧ 話せる言語
そしてこの8つの中でいちばん見られるところ(力を入れるべきところ!)はズバリ②の自己紹介文(サマリー)と④の職歴・経験です。

なんだか難しそう!って思っても大丈夫。ここから1項目ずつ書き方を詳しく解説していきます。
①名前
まずは用紙のいちばん上に必ず「名前→苗字」の順で目立つ太字で名前を記載します。
ちなみにフォントはよっぽど読みにくい凝ったものじゃなければ基本的にどれでも大丈夫ですが、
- Times New Roman.
- Arial.
- Cambria.
- Georgia.
- Avenir Next.
この辺がよく使われます自分好みのものをチョイスしましょう。
②自己紹介文(サマリー)
名前の下に2〜3行で自己紹介の文を記載します。
自分のスキルと経験を魅力的に短い文にまとめる必要があるので、なかなか難しい曲者です。
私はどんなことを書いたかというと…
訳:「4年間のおもてなし業界経験のある勤勉でやる気に満ち溢れた人間です。ペースの速い環境で効率的に動くことと素晴らしい接客ができます!」
このように経験と自分が出来ること・自分の魅力を簡潔にアピールできるように心がけて書きました。

自分をどう見せたいのかよく考えて、自分の良さを最大限に表せる形容詞を使って紹介文を作ってみよう!
場所的にも必ず目を通す自己紹介文は、いちばん最初に自己アピールをする大切なセクションなので時間をかけて納得のいく文を完成させましょう。
③個人情報
ここは以下3つの自分の情報を記載するだけなので簡単!
- メールアドレス
- 電話番号
- 住所
履歴書を気に入ってもらえた場合、ここに記載した自分の番号に連絡が来るので間違いのないように正確に記入しましょう。
住所は日本語とは逆の順番(番地→国)の順に書くこともお忘れなく。
④職歴・経験
ここが私的にいちばん重要なセクションなので時間をかけて丁寧に作成していきましょう。
職歴(WORK EXPERIENCE)という欄に、自分の今までの職歴を最新のもの→古いものの順番に記載します。

いちばん最新の職歴から記入していきます。歴代順に書かないように気をつけましょう!
\書き方としてはこんな感じになります/
職タイトル
会社名(なんの会社か説明)
働き始めた日〜退職日
タスク
- 箇条書きで
- その職場で自分が
- やっていたことを説明
いちばん悩むのはタスク欄だと思いますが、例えばカフェで働いていたのなら…
・preparing food and drinks
のように自分がその職場でやってたことをリストアップします。
「私はあの職場で何をやっていたんだろう…」とか「英語でなんて書いていいか分からない」なんて壁にぶつかった人は、英語で「cafe job tasks」とか「cafe assistant job description」と検索してみてください。
あなたと同じようにレジュメ作りで困ってる人に向けて、レジュメに記載する用の仕事リストが英語でたくさん見つかります。

映画館で働いていた私はタスク欄になんと書いて良いかサッパリ分からなかったので、「movie theatre attendant tasks」と検索してそこに出てきたのを参考にしました。
⑤学歴
英文の履歴書では最終学歴のみの記載でOK。
大卒なら学位・大学名・入学日と卒業日を記載します。
応募する職種がカフェのバリスタなど大学で学んだ内容と全く関係ない場合はこれだけで十分です。
大学で勉強した内容を生かせる職に応募する場合は、自分の受けた授業名や資格等も記載するとよりレジュメ強化につながります。
⑥スキル
これは英文の履歴書ならではの項目で、自分が得意だよ〜というスキルをリストアップしていきます。
特にいくつと数は決まってないですが、10個前後がちょうど良いかなと思います。
どんなスキルを載せるのが良いの?と思うかもしれませんが、いちばん良いのは自分が応募する職種が求めるスキルを並べること。
例えば販売職に就きたい!という人なら、「retail skills to put on resume」とググると良さそうなスキルのリストがずらーっと出てくるのでそれを参考にしましょう
\レジュメに載せるスキルの例/
- leadership (統率力)
- communication (コミュニケーション力)
- teamwork(チームワーク)
- time management (時間管理)
- decision making (意思決定能力)
- problem solving (問題解決能力)
こんな風に自分が応募する職が求めている&自分にあるスキルを10個ほどリストアップすれば完成です。
⑦ビザ情報
ここにはビザの種類を期限日と共に記載します。
ワーホリの場合、「Working holiday visa (expires ○/○/2020」のように記入しましょう。
ちなみにワーホリビザ後にパートナービザに申請する予定があるなど、オーストラリアに1年を超えて滞在する予定などがある場合は記載することをお勧めします。

長く働ける人材なら欲しい!なんてこともあるので、ワーホリビザ が切れてもオーストラリアにいる予定ですって人は一言添えておくと良いかも…。
⑧話せる言語
最後に自分の話せる言語とそのレベルを書いておきましょう。
日本語を話せることがアドバンテージとなることもありますのでお忘れなく…。

まだちょっとしか話せないけど…なんて言語もレジュメに書いちゃって大丈夫です。レベルを初級程度と書いておけば問題ないはず。
おわりに…
オーストラリアでワーホリ中に避けては通れない英文の履歴書の書き方を解説しました。
初めて英語でのレジュメ作成はかなり時間を要するし「これでいいのか?」と不安でいっぱいになりますが、この記事に記載した⑧つの事項を着実に記載していけばきっと納得のいくレジュメを完成できます!

頑張りましょう❤︎