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【海外の反応】日本語を勉強している外国人が日本語を難しいと思う理由。

by Chisaki

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外国人にとって日本語はとても習得が難しい言語だと言われています。

私の彼も日本語を勉強して早くも2年以上経ちますが、未だに日本語と格闘する日々を送っています。

英語も第2ヶ国語として習得した彼ですが、ギリシャ語を母国語とする彼にとって日本語は英語と比べて遥かに難しいようです。

_Fotor

英語と比べて日本語はなかなか習得できない〜

そこで彼が日本語を他言語に比べて遥かに難しいと感じているその理由をインタビューしてみました。

①全く新しい文字

壁に張り出されたたくさんの漢字

日本語はヨーロッパの言語と違ってスタートポイントが「文字の読み方」なのが厄介だと彼は言います。

というのも、ヨーロッパ言語のほとんどはアルファベットを使っているので、勉強する前からもう既に読める!という現象が起こります。

Español スペイン語
Deutsch ドイツ語
français フランス語

というように読めちゃうことの方が多いので、文字自体を学習する必要がありません。

※ギリシャ語(Ελληνικά)のように特殊文字を覚えなければいけないなどの例外はあります。

最初から文字が読めるっていうのはものすごいアドバンテージですよね。

文字が読めるのならいけるかもしれない!という謎の自信が湧いてきちゃうくらいです。

でも日本語の場合、文字がアルファベットじゃないのでアドバンテージが無いどころか、3種類もの日本語独特の文字の読み方をマスターしなければならないというハンデまで存在します!

関連:【海外の反応】なんで日本語には3種類の文字があるの?

日本語を学習するにあたって、基礎の「き」の字さえない所からスターとしなければならないのが、日本語って難しいなと思う理由のひとつ目です。

私だったら3種類の新たな文字を学ぶ段階で、もはや諦めたくなってしまうと思います。

 

②表現の違い

日本語とヨーロッパの言語は表現の仕方が全く異なるから難しいと彼は語ります。

これはどういうことかというと、彼の母国語であるギリシャ語と英語は表現の仕方がとても似てるので、単純に直訳すればオーケーという場合が多いです。

_Fotor

英語だったら、ギリシャ語の文をそのまま一語ずつ訳せば通じるけど日本語はそうはいかないから難しい。

日本語は英語やギリシャ語から直訳するだけでは、すっごく不自然な響きになったり、単純に意味不明になる場合だってあります。

例えば「I have time.」という英文を、彼は最初「時間を持っている。」と訳しました。

日本語で「持つ」という動詞を時間があるの意として使うことは出来ないですが、他ヨーロッパ言語ではできる場合が多いです。

こんな感じで、日本語では同じ動詞を使って同じ意味合いを表現できない事が多いので、「日本語は何もかも違うな〜」と距離感を感じてしまうそうです。

 

③動詞の活用

憂鬱そうに窓から外を眺める男性。

「日本語は動詞の活用が多すぎる」と彼に言われた時は、正直ヨーロッパの言語だって活用多いよね?と思いました。

でも考えてみたら、日本語の動詞の活用って確かに多言語にも例を見ないくらい多いのかもしれないと感じるに至りました。

彼が私に日本語の動詞の活用は難しいことを証明する為に、こんな例をあげました。

 

英語で「買いたい」という場合は、「I want to buy」と to の後に単純に動詞の原形「buy」を付ければ済むけれど、日本語の場合は「買う」という動詞自体を活用させて「買いたい」にしなければいけない。

 

これに私は不覚にもすごく納得してしまいました。

日本語だとすべての動詞を活用させなければいけないということで、動詞の活用パターンを習得するのに大変苦戦しているようです。

 

④助詞が多くて曖昧

_Fotor

私自身が文法用語を聞くと「なんだそれ?」ってなるので、一応解説から始めさせてください!(笑)

本当にこれ全部助詞なの?というくらいの量が助詞にはあって、代表例として「が・の・を・に」などの格助詞や「のに・ても・から」などの接続助詞があります。

彼が助詞を難しいと感じる理由はその曖昧さにあります。

例えば英語の「is」だったら3人称単数の時に使うのよ〜で済みますが、日本語の「は」や「が」の場合は用法が山ほどあり、時にはどっちを使ったら良いのかとても曖昧です。

 

_Fotor

「学校に行く」と「学校へ行く」どっち?何が違うの?

 

こんな質問をよくされますが、全くもって分からなくて結局「どっちも一緒だよ〜」とか言ってしまいます。(反省)

この例は氷山の一角で、他にも「が」VS 「は」など違いを簡単に説明出来ない助詞は大量に存在します。

ネイティブでも説明出来ない助詞の絶妙なニュアンスの違いを、ノンネイティブが感覚的に理解するのにはかなりの勉強と実践が不可欠だろうなと思います。

 

⑤敬語

日本語ネイティブの私たちでさえ、敬語をやらかしてしまうことありますよね。

そんな敬語はやはり日本語を外国語として学ぶ人々の間では、日本語のラスボスならぬ超難解ステージとしてその名を広めています。

私の彼の場合、日本語の動詞を学んだは良いものの、それらを自力で敬語に変換するのが至難の技だと言って苦戦しています。

 

_Fotor

動詞の原形から敬語を作り出すのは不可能だよ!
だってパターンが見えないもん。

 

例えば、「買う」という動詞を学んでも、そこから「買います」に変換できないという訳です。

これ逆もしかりで、何らかの拍子に「行きます」という敬語フォームを先に学習してしまった場合、そこから原形に戻せないというトラップにハマってしまいます。

ある単語は敬語しか知らない、ある単語は原形しか知らないというのが積み重なった結果、彼はタメ口と敬語が混ざり合った不思議な日本語を喋るようになりました。

「何でそこ敬語なの!?」「さっきまでタメ口の文章書いてたのにいきなり敬語!?」と突っ込みたくなってしまいます(笑)

でも冷静になって考えてみると、数え切れないくらいある動詞を頭の中で瞬時に活用して、敬語で話すってめちゃくちゃ難易度高いですよね。

 

おわりに…

身近に自分の母国語を学んでいる人がいると、今まで考えもしなかった日本語の側面に気づかされて、日本語って本当に難しい言語だな〜と実感します。

最初にそびえたつ関門の3種類の文字や、ラスボスの敬語にも敗北せず日本語の勉強を頑張っていって欲しいですね。

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