日本人が英語が出来ない本当の理由はコレだ。

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日本人が英語を話せないのは、日本の教育制度が悪いからだ

と多くの人は言います。

確かに他の国と比べて学校で英語に割かれる時間は圧倒的に少ないですし、読み書きに焦点が当てられる事は事実です。しかし、「日本人は英語が下手だ。」「日本人は英語が苦手だ。」という発言に日本の教育制度を裏付けする事は正しいのでしょうか。

まず単刀直入に、私は日本人の英語力の低さの原因は英語学習へのモチベーションの欠如だと考えます。そして注目したいのが日本人の英語学習に対するモチベーションが低いその理由です。

理由① 日本語が出来れば、
不自由無く生きていけるから。

日本で生きていく上で英語を喋れないからといって大きな不利益を被ったり、生活に苦しむことはありません。

日本語さえ話せれば自分のやりたい事が出来て、満足した生活を送る事が出来る。何とも便利なのですが、それが凶と出て「英語学習に対するモチベーション」を引き下げていると思います。

日本は単一民族国家の為、日本にいる大多数は日本人で日本語を使って生活をしています。日本語を話せないという人の方が断然少数派な為、日本語を話せれば不自由なく人々とコミュニケーションを取る事が可能です。

また、日本語を母国語とする母数が多い為、必要な情報をすべて日本語で確保することが出来ます。

  • 日本語で知りたい事に対する情報が十分に出回っている。
  • 学びたい事が日本語で学べる。
  • 日本語でのエンタメが充実している。

日本語さえ出来れば、ほぼほぼ自分の欲しい情報全てが手に入るという訳です。

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そんな日本と反対の多民族国家な国々ではどうでしょうか。(シンガポールやマレーシア等)

他言語を母国語とする人と共存していく中、コミュニケーションを図る為に英語を学ばざるを得ません。また母国語の規模が小さく、英語を使わないと自分の欲している情報が満足に得られないというケースもあります。

その不便さが自然と英語学習への高いモチベーションへと繋がっていると言えます。

理由② 英語が出来る事で受ける
恩恵が少ないから。

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Photo by Alexis Brown on Unsplash

英語が出来る事で受けられる恩恵やメリットが、まだまだ他アジア諸国と比べても弱い傾向にあります。

というのも、日本において英語を話せる人を雇いたいという風潮は存在しますが、仮に英語が壊滅的に出来なくても大手会社に就職する事が可能ですよね。

ここでマレーシアを例に見てみましょう。母国語はマレー語なのですが、英語を話せる人がたくさんいます。マレーシア出身の方の話を聞いた所、マレーシアではまだまだ貧しい人が多く、高い英語能力は貧困を脱するカギと考えられているそうです。良い仕事に就くために、英語スキルはマストなのです。

また、お隣の韓国では、大学卒業時にに高いTOEICの点数を持っていないと卒業出来ないといった仕組みがあるらしく、日本と比べて英語が出来る事の重要さが高い事が見受けられます。

最後に…

グローバル化に伴い日本の英語力の低さを非難される機会が増えていると感じます。

日本の教育制度がその原因として挙げられますが、私はいくら教育制度を改善しようとも、英語学習に対してのモチベーションを人々が高められる環境が整わない限り改善されないと思います。

英語が出来なくても生きていけるし、仮に英語が出来たとしてもそれ程のメリットが無いと感じてしまえば、もちろん大変で手間がかかる英語の勉強に対するモチベーションが上がるはずがありませんよね。(英語の勉強が好き!という人を除き…)

日本は単一民族国家という事もあり、人々の英語学習に対するモチベーションを高める環境を整える事は決して容易ではありません。

しかし、日本人の英語力の低さの原因として日本の教育制度だけを責める風潮に筆者は疑問を感じます。

 

 

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