外国人が食べることの出来ない日本食と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか。
個人差が大きい食べ物の好き嫌いではありますが、ヨーロッパ出身の彼に「未だに好きじゃない/食べられない日本の食べ物は何?」と質問をしてみました。
納豆
外国人が食べられないものとして挙げられる最も典型的な日本ならではの食べ物といえば、やはり納豆。ある日、彼はお腹の調子を整えたいという事で納豆にチャレンジを挑みました。
意外と「オエ〜、なにこれまずい!」とはならなかったのですが、納豆1パッケージの半分を食べるのに30分くらいかかりました。(笑)

味は良いけど、匂いが臭すぎる。あのネバネバとしている物体を食べるという考え自体に身震いしてしまう。
意外にも味は普通に美味しいとの事ですが、やはりあのネバネバとした物を食すという考えが生理的に受け入れられないようです。
ワカメ
お味噌汁に入っているワカメを彼は食べる事が出来ません。あのブニョブニョとした食感がどうしても耐えられなくて、毎回ワカメを残しています。
お新香
定食を頼むと一緒についてくるお新香。そんなお新香に対する彼の反応はこちら。

食べられなくは無いけど、お新香の必要性を感じない。
不味くて食べられないという訳では無いけれど、「美味しい〜」と感じることは無いそうです。
そば
日本の麺料理(うどんやラーメン等)が大好きな彼ですが、唯一好んで食べないのが蕎麦です。
その理由としては、麺が細すぎてコシが無いのが好きになれないそうです。
彼に「未だに好きじゃない日本の食べ物を教えて〜」と聞いてみたところ、思った以上に少ない事に気がつきました。
彼が食べられない日本食はなんと合計で4つ。ひょっとすると平均的な日本人よりも日本食を全般的に食べられるのではないかと思うくらいです(笑)
「外国人にとって日本食はそんなに食べやすいものなのか?」と思うかもしれませんが、こればかりは個人差が大きいので何とも言えません…
そこで、ヨーロッパ出身の彼がなぜこんなにも日本食において好き嫌いが少ないのか、考えられる理由を挙げてみました。
① 食べているうちに慣れた
彼が今では大好きな抹茶スイーツ。日本に来て初めて抹茶のチョコレートを食べた彼は「今まで食べたチョコレートの中で一番まずい。」と言いました。そんな彼も今では抹茶スイーツが大好きです。
第一印象はあまり良くない日本の食べ物も、食べ慣れると好きになってしまうというパターンが多いです。
② 単に食わず嫌いだった
海外で一般的に食べる習慣の無い日本の食べ物に出くわすと、大抵の外国人は食わず嫌いをします。
しかし、その最初の偏見を捨てて実際に食べてみると「何だ美味しいじゃないか!」とその美味しさに驚いてしまうのです。
そうは言っても、やはり外国人の口には合いにくい日本の食べ物が存在するのは事実です。
一般的に外国人があまり好まないと言われている食べ物には次のようなものが挙げられます。
- 梅干し(酸っぱすぎる)
- 生卵 (卵を生で食べるのは珍しい)
- 豆腐 (味・食感が無い)
- 生魚 (生臭い)
- わさび (辛い)
- あんこ (豆なのに甘すぎる)
最後に…
この記事にて紹介した食べ物が外国人から好まれない理由として「食わず嫌い」と「食べなれていない事」が大きく関係していると私は思います。
彼はスイーツに餡子が入っていることが初めは許せなかったのですが、実際に食べてみると案外美味しいと驚いていました。
実際に食べ慣れてもらえたら、その美味しさに気づいてもらえるのでは無いかなと密かに思っています。
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