あなたは普段、英語で恋バナをする機会はありますか。
英語をある程度話せる人であっても、普段あまりしない話題になるとイマイチ会話が弾まないという事があります。それは、そのシチュエーションに慣れていないというだけであって、決してあなたの英語力が低いという訳では無いように思います。
What do you think about Erick?
Well I like him, but…(タイプじゃないって何て言うんだ?友達としては良いけど恋人にはなれないって何て言うんだ?)
普段アウトプットする事に慣れていない話題になると突然言葉に詰まってしまう事があります。
例えば、日本語ネイティブの人であってもいきなり親しみのないトピックについて日本語で語れと言われたら言葉に詰まりますよね。それと同じで、英語で恋バナをするにあたって、ある意味『恋バナの専門用語』を知っておけば難なく英語でも恋バナが出来るようになります。
そんな知っておいて損のない恋愛にまつわるフレーズを見ていきましょう。
簡潔に言うと『〇〇の事が好き』『〇〇の事が好きになっちゃった。』という意味となります。主に片思いをしている時、一目ぼれをした時に使われるフレーズです。つまり、もう既にお付き合いをしている人が好きという意味で使うのは不自然となります。〇〇の部分には、人の名前や代名詞が入ります。
- I have a crush on my best friend’s boyfriend. (親友の彼氏の事が好きになっちゃった。)
- Do you have a crush on anybody right now? (今、好きな人いるの?)
- who do you have a crush on? (誰の事が好きなの?)
日本語と英語のデートには少し違う用法がありますので確認しておきましょう。
- I’m going on a date with Tom tonight. (今夜トムとデートをする。)
- Tom is my date tonight. (トムが今夜のデートのお相手だ。)
上の用法は日本語の『デートをする』というのと全く同じ用法ですので、簡単ですね。しかし、下の例文ではデートの相手をデートと呼んでいます。これが日本語には無い用法です。英語ではあなたがデートをする相手の事を『date』と呼びます。この日本語には無い用法に慣れる為に、もう少し例を見ておきましょう。
- Who is going to be your date tonight? (今夜のデートのお相手は誰?)
- Where is your date? (デートのお相手はどこ?)
- I think your date is great. (あなたのデートの相手良いと思う。)
主に外見的な要素を持って『あの人はタイプじゃない。』や『彼は私のタイプ。』なんて話が恋バナには尽きません。そんなあなたの好みのタイプの話になったら、これらのフレーズが便利です。
- He’s not my type. (彼はタイプじゃない。)
- He’s not my type of guy. (彼は私のタイプの男性ではない。)
恋愛がらみの話の中でこのフレーズが出てきた場合、『破局をもたらすもの・二人の関係性をぶち壊すもの』という意味になります。例えばあなたがギャンブルをする人とは絶対に付き合えないという事を言いたい場合、『Gambling is a deal breaker.』と表現する事が出来ます。
つまり、交際をする上であなたが絶対に許せないものや二人の交際に終わりを告げるような出来事を『deal breaker』と呼びます。
付き合い立てのカップルが、浮気の境界線の話をしている会話を例として見てみましょう。
- What if I go out with my female friend alone? Would it be a deal breaker? (もし俺が女友達と二人きりで出かけたらどう?それは〔二人の関係をぶち壊すほど〕ダメ?)
- Well, I don’t think that would be a deal breaker. If you kissed her, that would be a deal breaker though. (それは大丈夫だけど、もしキスをしたらそれはダメだね。)
この様に実際の会話の中で使われています。日本語にはぴったりの直訳が存在しないので、初めは理解しがたいかもしれませんが、個人的にとても便利だと思うので是非覚えておいて欲しいフレーズです。
いかがでしたか。学校では習う事のない恋愛がらみの英語フレーズを紹介しました。知っておくといつか役に立つと思います。
関連記事>>使い方を間違えると危険。“We need to talk.”が持つその深い意味とは?