国際恋愛と聞いて、「国を超えた恋愛って素敵!」とプラスのイメージをもつ人が多いと思います。もちろんそれは正解で、国際恋愛にはたくさんの良いところが存在します。これまで当ブログにおいて、国際恋愛のメリットに焦点を置いて書いた記事が多かった為、国際恋愛のマイナス部分に関してはあまり発信できていませんでした。国際恋愛のメリットはデメリットを上回りますが、それでもマイナスの部分がある事も事実です。
そんな国際恋愛のマイナス面をどう二人で乗り越えていけばいいのかについて発信します。私が実際に出身国も母語も異なる人とのお付き合いの経験を通して学んだ、国際恋愛が上手くいく為に必要不可欠なコツ3選です。一般的に恋愛が上手くいく為に必要な事はたくさん存在します。例えば、束縛をしないというのは国際恋愛においても同じことが言えます。この記事においては、国際恋愛ならではのユニークな部分を深掘りしていきます。
国も文化も言葉も違う人と深く付き合っていく為には、文化の違いから生まれる違いを受け入れ、上手に対処していく事が必要です。一緒に過ごす時間が多ければ多いほど、相手と自分の考え方や一般常識の違いに気が付くと思います。そこで、相手の考えが自分のものと異なるから聞き耳を持たないとか、自分の考え方が相手のものよりも優れていると思うといった態度は禁物です。
自分にとっては当たり前の考えでも、異なる文化出身の相手からすると全く納得できないという事が多々あります。そのような場面において、「どうして分からないの?」とイライラしてしまいますが、そこはぐっと抑えて一から説明をしてあげましょう。丁寧に説明をしてあげれば、きっと相手も分かってくれるはずです。
出身文化が異なる事から生じる違いにイライラしたり、腹を立てるのはNGです。相手と自分の間には文化の違いという大きな壁があります。それでもその壁の存在を理解し、受け入れてあげると楽になります。お互いの文化の違いを楽しめるレベルに達したとき、もはや文化の違いは国際恋愛においてマイナス面ではないと言えます。
相手との考え方が異なるという事は、相手の考えは自分にとって新しい考えであるという事になります。この新たな考えに出くわした時、全否定してしまうと相手を傷つけてしまったり、喧嘩に発展してしまったりします。常に相手の考えに賛同する必要はありませんが、相手の新しい考えに対して聞く耳を持ち、受け入れてあげる態勢が大切です。
国際恋愛において、相手の家族との交流も大切なポイントです。どこに住むとしても、カップルのどちらかは必ず家族と離れて住まなければいけないからです。その為、カップルのどちらかは頻繁に里帰りをする必要があるのです。お金も時間も要するこの里帰りですが、相手にとって家族と時間を共にする大切なイベントである事を理解する事が大切です。
そして実際に、相手の実家を訪ねた際には言語の問題が待ち受けています。これは、相手の母国語が自分が話せる言語であれば問題ない話ですが、そうでない場合も多いかと思います。例えば、私の彼の家族はギリシャ語を話す為、彼の家族とのコミュニケーションは想像以上に難しいものでした。
言語と文化の違いもあり、相手の家族と仲良くするのは簡単ではありません。しかし、パートナーにとって大切な家族を思いやる気もちがあれば、この困難も乗り越える事が出来ると実感しました。
私の彼の実家を訪ねたギリシャ旅行についての記事はこちら→《ヨーロッパと日本》の時間感覚の違い〜ギリシャ旅行での体験談〜