日本へ移住してきた外国人が頭を抱える事5つ。

今回の記事において外国人の日本へ対する反応を紹介するという点ではこれまでの記事と同じですが、今回は日本へ他の国から移住してきた外国人に注目します。

日本に旅行で短期間滞在しているだけでは気が付く事の出来ない、日本ならではの問題が実は沢山存在します。

日本へ移住してきた外国人にスポットライトを当てたい理由2つ

1)1週間ほど新しい国に滞在する場合、その国の良いところばかりに目を向ける傾向があります。結婚生活に例えるのであれば、ハネムーンピリオドの様なものです。本来のカルチャーショックを経験するのは、親しみのない国に長期滞在をする時に起こると言われているから。

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2)自分の生まれ育った国から新しい国へ住み移る場合、たくさんの手続きや変更しなければならないものがあります。それに加え「外国人」というレッテルを貼られて生きて行く事は私たちが想像する以上に困難であるから。

私がお付き合いをしている彼も、ヨーロッパから日本に移住してきた外国人のひとりです。

今でこそ、彼は不自由無く日本で生活を送る事が出来る様になりましたが、「外国人」として日本に住み慣れるまでの過程は簡単なものではありませんでした。

彼が日本に住み慣れるまでの過程を間近で見てきた私は、日本人としての日本や日本人目線から見る日本とは違う面の日本を見る事ができました。

そこで、私の彼が実際に経験した外国人が日本に移住する上で頭を抱える事を5つ紹介したいと思います。

1.銀行口座の開設が出来ない。

日本人の私たちにとって新しく銀行口座を設立する事はとても簡単です。

しかし、日本国籍でないという単純な理由だけで、口座を開設する事が出来ないという残酷な現実が存在します。(日本国籍でなくても、仕事を持ち日本に長く住んでいる方の場合は例外です。)

つまり、日本へ来たばかりの外国人は、そう簡単に口座を開設する事が出来ないのです。

日本に来て間もなかった彼の銀行口座を解説する為に一緒に銀行へ行った事があります。

そこで、はっきりと日本に来て間もない外国人は口座を持つ事が出来ないと言われました。日本に来て少なくとも6か月経過をしていないと不可能だそうです。

他にも仕事がある事が必要条件だったりと、彼らにとって口座を開く事は何とも難しいことなのです。

ゆうちょ銀行は外国人に優しいというのが在日外国人の中では有名な話で、彼も最終的にはゆうちょ銀行にて無事に銀行口座を設けることが出来ました。

2.携帯電話の契約が出来ない。

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Photo by Noah Silliman on Unsplash

日本に来た外国人が一番最初に頭を抱えるのが、「インターネット」問題でしょう。

何故なら彼らが海外から持ってきた携帯では、wifiがない限り日本では作用しません。それに加えて日本では無料wifiの普及があまり進んでおりません。

そうなると彼らは携帯会社にて契約する必要があります。しかし、彼らにとって携帯会社と契約を結ぶことは想像以上に困難です。

まず第一条件として、銀行口座の保持が挙げられるのですが、1で述べたように口座を開設できない外国人にとってこの条件は大変厳しいです。

また、その携帯会社との契約が2年であれば、ビザに2年以上の滞在許可がなければ契約する事は許されていません。「日本に2年間は必ず滞在する予定です。」という証拠が必要だという訳ですね。

ちなみに、海外では携帯電話を「契約」として購入するケースは稀で、携帯とSIMカードを別で購入するので、国籍など全く関係なくその国で作用する携帯を手に入れる事が可能です。

周知の通り、この様なシステムは日本では主流ではありません。携帯電話を手に入れる為には契約を結ばなければなりません。

最悪の場合、契約無しで携帯を手に入れることも可能ですが、割引も何も効かない為、割高料金となってしまいます。

3.賃貸住宅の初期費用が高い。

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Photo by Olga DeLawrence on Unsplash

日本で部屋を借りる場合に必要となる初期費用が以上に高いです。

これは日本人でも不満に思っている人が多いかと思います。契約を結ぶ際に、初めの一か月分の家賃と敷金・礼金・仲介手数料等をまとめて払わなければなりません

このシステムは海外では一般的ではない為、日本へ来た外国人は部屋を借りる初めの段階でこれほどの大金を支払わなければならない事に頭を抱えてしまいます。

4.賃貸に保証人が必要。

物件を借りる際に日本人の保証人が必要になる場合があります

日本人であれば家族や親しい友人に頼めば何の問題も無い話ですが、日本に来たばかりだと知り合いすらいない場合がほとんどですし、ましてや保証人を頼める程の関係をまだ築けていない場合が大半でしょう。

物件を借りる為に、日本人の保証人を有する事は、日本に独り身でやって来た彼らにとっては間違いなく頭をかかえるポイントと言えるでしょう。

5.日本語が喋れない困難

日本語を不自由なく使う私たちには大変気が付きにくいですが、日本には英語表記がとても少ないです。

これは、スーパーに並べられた品物から街中の看板まで幅広くに共通して言える事です。

例えば、私の彼は日本へきて洗濯機のボタンに英語表示が全く無かった為使い方が全く分からなく苦戦していました。また、スーパーへ行った際にはどれが何の商品だかさっぱり分からない為にスーパーでの簡単な買い物に多くの時間を費やしていたそうです。

まとめ

日本で生まれ育った私達は普段知る事のできない、外日本に移り住んできた外国人が直面する困難なことを5つ紹介しました。

こう見てみると、日本に移住して来た外国人の暮らしやすさの為にまだまだ改善できる点がたくさんあるなと感じます。

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