全ては「慣れ」と感じた体験—家で靴を脱がない習慣—

アメリカやヨーロッパをはじめとした国では家の中で靴を脱がないという習慣は誰もが知っている日本と海外の文化の違いの一つだと思います。

家を歩き回った靴で家の中に入るなんて信じ難いと思っている方がほとんどでしょう。私も靴で自分の部屋に絶対入りたくありません。

ですが、驚くことに人は異なる環境下過ごすことによって自分でも信じられないほどに、あらゆる事に慣れてしまうのです。

私は大学1年生の夏休み、イギリスに3週間程短期留学でホームステイをしました。

その家庭で家で靴を脱ぐ習慣はありませんでしたので、私も家の中で靴を履いていました。

数日後には私はその習慣にすっかりと慣れ、家の中で靴を履く違和感さえ感じませんでした。

ステイ先には3歳の男の子がいました。その子は、私たちが土足で歩き回っている室内をオムツいっちょでハイハイしていたり、床に座り込んでおやつを食べたりしていたのです。ピザを床に放り投げていましたが、普通にそれを食べていました…笑

普通に考えたら、床は汚いので子供にハイハイしたりして欲しくないですよね。ましてそこに落ちた食べ物なんて……ですが、家族の皆誰もそんな事はお構いなしです。もう何もかもオッケーです。

しまいには私まで床に座り込みその子供と遊んでいましたし、家に土足で入っているのに、汚いと思わなくなりました。

なぜか土足が汚いと言う概念そのものが麻痺していました。

海外では細かい事は気にしないスタイルが確立していることが多いです。

日本では忘れ物をしてちょっと土足で家に上がろうなら親に激怒されますよね。

その日本と海外の違いをとても面白いなと今でも感じます。

日本にいるうちは「私は絶対に靴を履いて家へ上がりたくない」と思うかもしれませんが、実際にその環境下に置かれると人は不思議なことに慣れてしまうのです。

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