日本人のモチベーションを上げる方法は欧米人と真逆。-文化心理学-

あなたはどのような時に、モチベーションが上がりますか?

その人がどの文化出身かにより、モチベーションを上げる方法が異なることが文化心理学で明らかにされています。

Steven Heineというカナダ人心理学者が、カナダ人と日本の大学生を対象にモチベーションにおいて興味深い実験を行いました。

カナダ人と日本人の大学生に、創造力を図るテストを受けてもらいました。その後、生徒たちはランダムに2つのグループに分けられ、違うフェードバックを受け取ったのです。

グループ1「よく出来ていました」というフェードバック

グループ2「全然出来ていませんでした」というフェードバック

そしてその後、フリータイムが与えられ参加者は自分の意志でそのテストを練習することが可能であることを伝えられました。

受け取ったフェードバックにより、カナダ人と日本人の間でモチベーションのレベルに差が現れ、個人でそのテストの練習をする時間の長さに違いが出ました。

 

どちらのフィードバックがより日本人のモチベーションを上げたか予測できますか??※正解は写真の下↓

 

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カナダ人は、「よく出来ていました」と言われた際によりモチベーションが高まり、日本人は「全然出来ていませんでした」というフィードバックによりモチベーションが高まったのです。

欧米人は、自分の得意分野を伸ばし自信をもつためにモチベーションが高まります。自分の得意なことに注目し、他人より優れている人材になりたいと努力をします。

それとは反対に、日本人は自分の苦手分野の克服に重きを置きます。自分が人と比べて優れない点を見つけ出し、そこを改善することにモチベーションが高まるのです。

たとえば、高校の個人面談では得意教科を伸ばす事よりも、苦手教科を克服するように強く勧められませんでしたか?先生たちは、日本人のモチベーションの高め方を知っていたのかもしれませんね。

この実験の結果は、自分にとって納得のいくものでした。確かに日本人は自分の欠点に重きを置き改善を図る事が得意・好きなように感じます。

いかがでしたか?どういった時にモチベーションが上がるか実体験に沿って是非考えてみてください。

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