顔の表情は世界共通?-文化心理学からのアプローチ-

感情を表す顔の表情は世界共通なのだろうかと疑問に思ったことはありませんか?

単刀直入に言うと、答えは「YES」です。

※ただし、実証されているのは6つの基本的な表情のみ。

ポール・エクマンというアメリカの心理学者は顔と表情の研究をし、6つの基本的感情リストを完成させました。

  1. 喜び Happiness
  2. 嫌悪 Disgust
  3. 驚き Surprise
  4. 悲しみ Sadness
  5. 怒り Anger
  6. 恐怖 Fear 

これら6つの感情は、人類に普遍的に共通していることが提唱されています。つまり、出身国が違い見た目も異なっていたとしても、人間であればこれらの感情6つは見分ける事ができるというわけです。

エクマンと彼の同僚らによって興味深い実験がなされました。

その実験はアメリカ人、ブラジル人、チリ人、アルゼンチン人、日本人、ニューギニア人を対象に、アメリカ人のこれら6つの表情の写真を見せどれがどの感情を表しているか正確に当てることが出来るかというものです。

どの国の人たちも、偶然で起こりうる確率よりも正確に6つの表情を見分けることに成功しました。

ここで注目しておきたいのが、どこの国出身かによって多少の差があったという事です。同一集団内か同一集団外であるかによって差が生まれたのです。

つまり、アメリカ人の表情の判別において同一集団のアメリカ人は、他の集団に属する人達に比べて9%より正確に判別することが出来たのです。

白人は白人の顔を見慣れており、日本人は日本人の顔を見慣れているからでしょうか?

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基本的な表情は、世界共通なのです。同じ文化・国に属する人であればより正確に表情を判別することが出来るでしょう。

全く違う文化圏から来た人とでも、コミュニケーションをとる際にお互いの表情を読み取りあうことが出来るというのは素晴らしいことと思います。

 

 

 

 

 

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